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何をいつから作る?おせち料理の日持ちのまとめ

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年末の忙しい時期に作るおせちは、品数をたくさん作りたい方にとっても、1~2品厳選して作りたい方にとっても、『何をいつから作ってOKか?』を知っておくと、なにかと便利だと思います。

おせちは和食の常備菜の教科書のような料理ばかり。事前に作っておけるものがたくさんあるので、日持ちの長いものから順に紹介していきます。

【冷凍できるおせち料理7選】

おせち作りは29~30日から始める方が多いかと思います。ただ、買い出しから調理までを2,3日で済ませるのもけっこう大変。

冷凍しても味が変わりにくいものは特に『事前に作って冷凍しておく』のがおすすめです。12月に入ってからか、もしくはクリスマスが終わってすぐでも、作って冷凍しておくのはどうでしょうか。

【黒豆の煮物】うちは黒豆の煮物はおせち以外のときもよく作って食べているのですが、作ったら半分くらいは冷凍。汁ごと冷凍して、冷蔵庫で自然解凍すれば、皮にシワがよることもなく、味も美味しい!おせちのときも26日以前に作るのであれば、作ったら冷凍しておくとよいです(26日以降に作るのであれば冷蔵保存期間なので、冷蔵保存でOK)

【干し椎茸の煮物】普段のおかずから、特別なときの1品にも何かと便利な冷凍可の煮物。日持ちは1週間ほどなので、クリスマス前に作るなら冷凍しておくのがよいです。干し椎茸は香りが強いし食感にも冷凍耐性があるので、おせちに入れる場合も冷凍ストックをぜひ検討してみてください

【しめ鯖】しめ鯖はアニサキス対策のためにも、もともと作ったら冷凍が推奨されている料理です。僕が勤めていた料理さんでは〆鯖の巻き寿司がおせちの定番でした。〆鯖だけでもおせちに嬉しいですし(紅白なますの横にそえたり!)、お正月のお酒にぴったりな1品なのでぜひ12月のうちに作って、冷凍しておいてください。

【金柑の甘露煮】甘煮は作ったら日持ち自体が長いので冷凍しなくても大丈夫かもしれませんが、12月の中旬以前に作るのであれば蜜ごと冷凍しておくとよいです。

【蒸しあわび】あわびやとこぶしもおせちにぴったりの1品ですが、なかなか扱っている売り場に行く機会もないかもしれません。僕もまさにそうなので、おせちに入れたい年は見つけた時に(早めにでも)買っておいて作っておき、冷凍しています。冷凍しても食感が変わらないので、おすすめです!お酒にも合いますよね。

【番外編・紅白なます】実はなますも冷凍できます。甘酢に浸かった状態で冷凍するのですが、若干解凍後の繊維の感じ方が強くなります。でも、年末のおせちの作業を減らしたいときは、事前に冷蔵保存できる期間から逆算して作っておくか、冷凍ストックしておくのも便利です。

【番外編・鴨ロース】クリスマスからおせちの時期に、毎年アクセスが増えるのが鴨ロース。汁ごと冷凍できるので、料理屋に勤めていたときはいつも事前にまとめて作っていました。おせちにもぴったりなので、鴨肉を見つけたらぜひ作ってみてください。

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【5日~1週間冷蔵保存可!大晦日の週前半に作ってもOKな料理6選】

甘酢漬けや田作り、唐辛子のきいた煮物などは1週間近く日持ちするので、早めに作って冷蔵保存しておけます。

酢れんこんなどは特に、前日に仕込むよりも味がしっかりしみ込むので数日前に作るほうがおすすめです!

【酢れんこん】おせちは甘めの味付けや醤油味の味付けも多いので、酢れんこんのようにさっぱりした甘酢漬けが入っていると嬉しいと思います。れんこんは縁起の良い食材ですし、ぜひ作ってみてください。

【田作り】乾物に醤油や砂糖を甘辛くからませるだけの料理なので、日持ちはばっちりな料理です。ただ、温かい部屋、湿気の多い冷蔵庫などに入れておくと、絡んだものが落ちることがあるので、寒い部屋に密封して保存しておくくらいがいちばん良いように思います。

【栗きんとん】作って5日ほど日持ちするきんとん。漢字で書くと「金団」で、富をなすことを願う縁起ものということで、おせちにぴったりの一品です。早めに作っておけるのもいいですよね!

【手綱こんにゃくの煮物】唐辛子なしなら5日ほど、唐辛子入りなら1週間ほど日持ちします。うちの家族も大好きなレシピで、手綱にすることでしっかり味がしみ込んでくれます。

【番外編・こんにゃくの甘辛煮】僕は手綱ではなく、こんにゃくを正方形に切って(表面に格子状に浅く切り込みを入れたあとに)、この甘辛煮を作っておせちに入れることも多いです。正方形だとお重にきれいに詰めやすいんですよね。

【番外編・赤かぶの漬物】赤や白のかぶを漬け物にするのも、我が家の定番です。おせちのお重の中に入れませんが、1週間前くらいに仕込んでおいてお正月におせちと一緒にいただくことが多いです。こちらの参考になりましたら!

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【素材の風味を活かしたい!29~30日以降に作るべき料理8選】

だし汁を使った煮物などは大晦日に近いタイミングで作りましょう。料理屋に勤めていたときは、煮物は同じく29~30日に作り、大晦日に一度芯まで再加熱をしてから急冷→お重に詰める、という流れでした。

温度管理しやすい家庭のおせちでは、大晦日の火入れは不要かなと思いますが、三が日もゆっくりおせちを食べたい!場合は、詰める前に一度加熱しておくのもいいかもしれません。

【数の子】冷蔵庫で3~4日日持ちしますが、塩抜きと味を含ませるのにそれぞれ半日かかることを考えると、29日くらいから作業をはじめるのが元旦に食べるのにちょうどいいと思います。

【筑前煮】冷蔵庫で5日ほど日持ちします。3が日の間ずっと食べるのであれば大晦日に作った方がよいですが、元旦に食べるのであれば29日や30日に作ってもOKです。絹さやの色味だけはきれいに仕上げたほうがよいので、絹さやは盛り付ける直前に塩ゆでしましょう!

【昆布巻き】冷蔵庫で3~4日日持ちするので、大晦日と言わず、少し早めに作っても大丈夫な煮物です(盛り付ける直前に長さをそろえて切りましょう!)

【たたきごぼう】冷蔵庫で4~5日日持ちします。ごぼうをたたいて、酢や砂糖などの味をしっかりしみ込ませるので、日持ちもしてくれます。こういう酸味のある一品は、おせちの中の箸休めとしてぜひ組み合わせたいですね!

【れんこんの含め煮】冷蔵庫で3~4日日持ちします。こういった根菜類の煮物は、一度完全に冷ましてから完成となるので、大晦日に作るのはけっこう大変です。日持ちから逆算して29日か30日くらいに作るのがおすすめです。

【京にんじんの含め煮】こちらはれんこんの煮物と同じ、冷蔵庫で3~4日日持ち。作るタイミングも29日か30日くらいがいいかなと思います。京人参で作ると色合いがよりお正月らしくなるので、手には入れば京人参でぜひ。

【伊達巻き】冷蔵庫で2~3日の日持ちなので、30日か31日に作るのがいいですね。冷凍もできるのですが、風味のことを考えると冷凍せずに仕上げたい一品だと個人的には思っています。

【えびの煮物】伊達巻きとほぼ同じで冷蔵庫で3日ほどの日持ちです。えびは傷みやすいですし、だし汁を使う料理でもあるので、30日か31日に作るのがいいです。うちのやり方で言えば、29日に作った場合は、31日に煮汁だけを軽く沸かして、えびに熱々の煮汁を戻し入れるようにしています(えびは加熱しすぎると身が硬くなるので、煮汁だけを加熱!)

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【盛り付け当日!31日の調理は?】

盛り付け当日の31日に作るのは、「西京焼き」「幽庵焼き」「粕漬け焼き」などの焼きものと、30日までに作れなかった品をまとめて作るとよいです(焼き物に関しては、幽庵焼きは31日当日の漬け込みでも間に合いますが、西京漬け・粕漬けにする場合は1~2日漬け込む必要があるので、その作業を29か30日に行っておく必要があります)

また、もし煮物などの日持ちを少しでも長くしたい場合は、盛り付ける当日の31日に一度火入れをして、それを盛り付けると、元旦当日に食べ切らなくても、もう少し日持ちするおせちになるかなと思います(汁気のある煮物は汁ごと加熱し、汁気のない煮物は蒸し器で蒸すか、レンジで加熱します)。

▼「何をいつから作る?おせち料理の日持ちのまとめ」レシピ一覧▼

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