里芋の煮物のレシピ/作り方
調理時間:30分以下
里芋を塩もみしたり、下ゆでしてから煮るレシピもありますが、そういった下処理は行わず、だし汁と調味料の中に直入れして煮て、“ぬめりを残して”里芋の煮物を仕上げます。
里芋のまわりは濃い色がついているけれど、箸で中を割ってみると中は里芋の素朴な色合いで、ねっとりとした仕上がりに!
【保存の目安:冷蔵で3日ほど】
里芋の煮物の材料 (2〜3人分)
- 里芋 … 600g
- だし汁 … 300ml
- 醤油 … 大さじ2
- みりん … 大さじ1と1/2
- 酒 … 大さじ1と1/2
- 砂糖 … 大さじ1と1/2
里芋の煮物の作り方
里芋の洗い方と下ごしらえ
里芋を切るときに注意したいのは、『里芋がぬれた状態で皮をむくと、ぬめってむきにくい』ということです。
里芋を洗って土を落とした後にしっかり水気を切ることが大切ですし、時間的に余裕があれば、洗った後にざる上げして1~2時間でも良いので乾かしたり、水気を切った後にタオルやキッチンペーパーで水気をふき取ると皮がむきやすくなります。
里芋の皮のむき方
里芋の皮をむくときは、はじめに楕円形の形の上下を切り落とします。それから縦に皮をむくのですが、無理に形を整えようとせず、里芋の形に添って、できるだけ薄く皮をむくとよいです。
※上下を切り落とすのが平行である必要もないし、料理屋などで見るようなきれいな六角形にせず、里芋の形にそってむきましょう。また、大きい里芋の場合は、均一に火が通りやすいよう2〜3等分して大きさをそろえてください。
※ピーラーで皮をむく場合でも、はじめに上下を切り落としてから行うと、ピーラーでの皮むきのスタート地点のとっかかりができやすいので、やりやすくなると思います(youtube動画ではピーラーを使っての皮むきも紹介しています)。
里芋の煮物のレシピ/作り方
里芋の煮物のポイントは『里芋はそのまま直煮する(塩もみも下茹でもしない!)』ということ。そのほうが里芋本来の味わいやぬめりを楽しめます。
鍋にAのだし汁300mlと調味料(醤油大さじ2、みりん・酒・砂糖各大さじ1と1/2)をはじめにすべて合わせ、里芋を加えます。それから鍋を中火にかけます。
煮汁が沸いてきたら、落し蓋をします。火加減を少し落として(煮汁がぐつぐつ煮立つ程度で)、そのまま10分煮ます。
10分煮たら、落し蓋をはずして、煮汁を煮詰めていきます。落し蓋を外した時に火加減が弱いようなら少し強めて全体がぐつぐつ沸く状態にして、さらに煮汁が少なくなるまで13〜15分ほど煮詰めます。
※このレシピ撮影時は15分ほど煮詰めて、後の写真くらいの煮汁が鍋底全体に少し残るくらいで止めました(下の動画では火を止めた状態も確認できます)。このくらいだと、周りにはしっかり味がついて中はほっこりとした味わいです。
※煮詰め加減がそのまま味の濃さにもつながるので、あっさりめが好きなら早めに火をストップするなど、好みの加減のところでストップするとよいと思います。
【補足】
- 冷蔵庫で3日ほど日持ちします(目安として)。食卓に出すときは再度温めてから、弁当に入れるときは作りたてに近いものを使うとよいです(弁当の場合は特に芯まで加熱した後に一度冷ましてから!)。
- 筒切りにしたイカを、煮汁が沸いてから一緒に煮ても美味しいです。→「イカと里芋の煮物」
- レシピ更新情報:スマホ用に写真を大きく変更し、動画を追加しました(2020.04)
- 器情報:呉瑛姫さんの器
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- 基本のおかず
- 野菜のおかず
- 冷蔵で3~4日保存可能
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里芋の煮物の材料 (2〜3人分)
- 里芋 … 600g
- だし汁 … 300ml
- 醤油 … 大さじ2
- みりん … 大さじ1と1/2
- 酒 … 大さじ1と1/2
- 砂糖 … 大さじ1と1/2
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