七草粥(七草がゆ)のレシピ/作り方
調理時間:60分以下
お正月のごちそうに少し胃腸が疲れた1月7日にいただく「七草がゆ」。初春の7種の若菜を使ったやさしいお粥です。
米と水の分量をはじめにきちんとはかって、野菜を別ゆでして作ります。大地の生命力を感じる若菜の香りや彩りのよさを存分に楽しんでみてください!
七草粥の材料 (2人分)
- 米 … 1/2合
- 水 … 600ml(※)
- 春の七草 … 市販品1パック
- 塩 … ふたつまみほど
※※米1/2合に対する水の量は600〜900mlほどまで調整できます。詳しくは「お粥の基本」も参考に!
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- 朝ごはん
- レシピ動画付き
- ヴィーガン(動物性素材不使用)
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七草粥の作り方
七草粥の下ごしらえ
お粥の基本の分量(2人分)は『米1/2合に対して、水600ml』です。
※これでおよそ米:水の割合が1:7になるのですが(1/2合が90mlなので体積比でおよそ7倍)、これで通常の硬さのお粥になります。もう少しやわらかめのお粥にしたいときは米:水の割合が1:10まで増やすことができるので、米1/2合(90ml)に対して水900mlまで好みで増やしてもOKです。
春の七草は市販品のパック売りされているものが便利です。ゆでるとカサも減るので、下の写真1パックを今回2人分にすべて使い切りました。
※市販品の七草がゆのセット品ひとつで、2人分なら具も多めとなりますが、4人分くらいまで作れると思います。
続いて七草の下ごしらえ(※これはお粥を炊いている間にやってもOKです!)まず、すずしろ(大根)とすずな(かぶ)の実は、小さければ皮ごとでいいので、食べやすい大きさに切ってから薄切りにします。
ティースプーン1杯くらいの塩を加えた湯を沸かし、おかゆと食べて違和感がないくらい少し柔らかめにゆでます(目安は2〜3分)。ゆで上がったら取り出してお皿やバットにあげておきます(ゆで湯は葉っぱに使うので捨てずに!)。
葉っぱはため水の中でさっと洗い、残った鍋の湯を再度沸騰させ、すずななどの太い茎をはじめに入れ、火が通れば残りの七草を入れてさっとゆでます。すぐにざる上げして冷水にとり、冷めたら軽くしぼって6~7㎜幅くらいに粗く刻みます。刻んだものは水気を手でぎゅっとしぼっておきましょう。
七草粥のレシピ/作り方
米1/2合を量ったら、ボウルに移して研ぎます。水を一度入れたあとさっと水を切り、米が少ないので指先で軽くもむようにして(10回ほど)研いだ後に、水を何度か入れ替えてから水を切ります。
研いだ米を鍋に入れ、水600mlをそそぎ入れます。浸水させる必要はないので、すぐに火にかけます(煮立つまでは中火、煮立ってきたら弱火に)。
煮立ったタイミングで、焦げ付きを防ぐため、しゃもじを使って一度底からかき混ぜます。一度しゃもじで混ぜたら、あとは混ぜる必要はありません。蓋を少しずらして置き(箸1本をはさんでも)、じっくり30~40分ほど炊きます。
※弱火でも、蓋のずらし加減で吹きこぼることがあるので、吹きこぼれにだけ注意してください!
おかゆが炊けたら、塩ふたつまみほど加えて、ゆでておいた七草を入れて軽く混ぜてあたためます。
おかゆを美味しくいただく忘れがちなポイントが『できたてを食べてもらうこと』なので、できればできたてをいただきましょう!
【基本のおかゆのyoutube動画】
レシピ動画をyoutubeの白ごはん.com Channelにアップしています。特におかゆの基本的な水と米の割合や、火加減など、ぜひ動画も参考にしてみてください。
【補足】
- レシピ工程では、七草の具を2回に分けて(大根&かぶ→その他の葉ものと順に)ゆでていますが、タイミングが合えば、大根とかぶをゆでる最後に、葉ものを入れて、一緒にざる上げしてもOKです。
- 七草粥は野菜だけのシンプルなお粥、お正月のごちそうに少し胃腸が疲れた1/7にぜひ作ってみてください。
- 春の七草は、せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずじろ(大根)の7種です。春の若菜なので香りがよいのが特徴。香りは別ゆでしても十分にあるので、別ゆでしたものを後からお粥と合わせる作り方のほうが雑味のない仕上がりになると思います。
- おかゆを作るとき、水をあとから足して柔らかさを調整するより、あらかじめ作りたいかたさの水分量を決めてから作ったほうが美味しいおかゆに仕上がると思います。
- レシピ更新情報:2人分のおかゆの出来上がり総量を若干増やしました(2019.11)→工程を多少リライトしました(2021.01)
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- 雑炊、おかゆ、お茶漬け
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七草粥の材料 (2人分)
- 米 … 1/2合
- 水 … 600ml(※)
- 春の七草 … 市販品1パック
- 塩 … ふたつまみほど
※※米1/2合に対する水の量は600〜900mlほどまで調整できます。詳しくは「お粥の基本」も参考に!
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