栗おこわのレシピ/作り方(蒸し器と炊飯器にて)
調理時間:60分超過
栗おこわの材料 (2合分)
- もち米 … 2合
- 栗(殻付き) … 400〜600g
- 水 … 大さじ5
- 酒 … 大さじ3
- 塩 … 小さじ1〜大さじ1/2(※)
※塩は大さじ1/2ならしっかりめの塩気になるので好みで調整してみてください。また、炊飯器で作る場合はAの水は無視してOKです。塩気だけ異なるので工程③で詳しくまとめています。
栗おこわの作り方
栗おこわのもち米の下ごしらえ
まず、もち米の下処理から。もち米はさっと洗ってから浸水させておく必要があります。
ボウルに2合分のもち米を入れて、水を加え、手でさっと混ぜるように底から動かして水を捨てます。※普通の米のように研ぐ必要はなく、もち米は“洗う”イメージでOKです!
手で混ぜて捨てる作業を3回ほど繰り返します。水が薄っすら白い状態のままでいいので、4回目は水をしっかり切り、浸水のための水をそそぎ入れます。
浸水時間は最低30分以上、目安として1時間ほど(好みで浄水器を通した水やミネラルウォーターを使っても)。
おこわを作る工程のポイントが多いので、ここでは栗の皮むきの作業は省きます。栗は鬼皮、渋皮とむき取り、大きければ2〜3等分に切って、火にかけるまで水にさらしておきます。※「詳しい栗の皮のむき方」も参考に!
栗がむけて、もち米の浸水が完了すれば、蒸しはじめることができるので、蒸し器の湯を沸かしておきましょう。
栗おこわの蒸し器での蒸し方
蒸し器でおこわを作るときは適度に塩気をつけ、香りよく仕上げるために『酒を加えた塩水』を蒸す途中でふりかける、という工程を取ります。
ですので、蒸す前にAの水、酒、塩を混ぜ合わせておきましょう。
蒸し器の底鍋のお湯がしっかり沸けば、上にのせる蒸し器の準備をします。
蒸されたおこわがくっつきづらい『蒸し布』を用意して使うのがおすすめです。水でしっかり濡らしたあとに水気をしぼって、蒸し器に広げます。
その蒸し布の上に水気を切ったもち米を移して広げ、その上に栗を加えます。蒸し布を上にかぶせてから、蒸し器にセットします。
蒸し器の底鍋の湯がしっかり沸いている状態で、蒸し器をのせて蓋をします(→「蒸し器の使い方の基本」も参考に!)
中火と強火の間の火加減にして、しっかり蒸気が出る状態で15分蒸します。
15分経ったら、火を消して蓋を外します(蒸気で火傷をしないよう、必ず奥側に蒸気が逃げるように蓋を開けましょう)。
蒸し布を広げてから、作ったおいたAの打ち水をだいたいでいいので1/4量ほど手で全体にふりかけます。蒸し布を戻して蓋をして、再び中〜強火にかけ、次は5分蒸します。
この後の工程は、5分蒸したら下の写真のように蒸し布の四隅を持ってもち米を軽く動かした後に打ち水をする→また5分蒸して打ち水→さらに5分蒸して四隅を持って動かして打ち水→5分蒸して完成です。
※はじめからの時間で考えると、『15分(打ち水)、5分(動かす&打ち水)、5分(打ち水)、5分(動かす&打ち水)、5分(完成)』、合計蒸し時間は35分となります。毎回火を消して打ち水をします。火を消したタイミングで特に後半のころ、蒸す途中にお湯がなくなっていないか適宜確認し、少なければお湯を足し入れるようにしましょう!
最後にもち米を食べてみて、蒸し上がっていればOKです(硬ければ5〜10分ほど、蒸す時間を追加するとよいです)。
完成すれば、蒸し器を火から外し、蒸し布の中でしゃもじで全体を混ぜ合わせてから器に移します。好みで黒ごまをふりかけても美味しいです。
炊飯器での栗おこわの作り方
炊飯器でもおこわコースが設定されていることが多いので、より手軽に炊くことができます。味の違いとしては蒸し器よりも柔らかめに仕上がります(蒸し器の方がやはりもち米の粒感はしっかり残ります)。
行程①で紹介したようにもち米を洗い、炊飯器の内釜に移します。水を炊飯器内釜のおこわの2合の目盛までそそぎ入れて、水大さじ3を抜いて酒大さじ3を加えます。それから小さじ1ほどの塩を加えてさっと混ぜ合わせ、栗を上からのせて炊飯します。
※蒸し器とは違って、加えた塩がすべてもち米に吸収されるので、塩は小さじ1を上限に、小さじ2/3くらいを加えるとよいです(塩小さじ1でしっかりめの塩気になります)。
炊き上げれば、全体をさっくりと混ぜ合わせて完成です。蒸し器と炊飯器、好みの作り方でお試しください。
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栗おこわの材料 (2合分)
- もち米 … 2合
- 栗(殻付き) … 400〜600g
- 水 … 大さじ5
- 酒 … 大さじ3
- 塩 … 小さじ1〜大さじ1/2(※)
※塩は大さじ1/2ならしっかりめの塩気になるので好みで調整してみてください。また、炊飯器で作る場合はAの水は無視してOKです。塩気だけ異なるので工程③で詳しくまとめています。
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