自家製なまり節のレシピ/作り方と美味しい食べ方
調理時間:30分※塩をなじませる時間を除く
かつおが旬の時期には“さく”の状態で刺身が安く売られていることも。そんな時、ぜひ試してもらいたいのが『自家製のなまり節』です。
白ごはん.comで紹介する作り方は、かつおの身に塩をして酒をかけ、じっくり蒸すだけ、というシンプルなもので、日持ちも長く、かつおやマグロのツナ缶を買うよりも経済的でもあります←市販品は焙乾(ばいかん)と呼ばれる燻す工程を入れていますが、家庭ではそれなしで十分美味しいと思っています。
まずは刺身のように切って、【おろし生姜+醤油+オリーブオイル】でそのまま食べるのがおすすめです。他にも、身を軽くほぐしてツナのように使え、きゅうりの酢の物と合わせたり、サラダに使ったりしても。
なまり節の材料 (作りやすい分量)
- かつおの刺身(さくの状態で) … 2本
- 塩 … 小さじ2
- 酒 … 大さじ1と1/2
- なまり節 … 適量
- おろし生姜 … 適量
- 醤油 … 適量
- オリーブオイル … 適量
なまり節の作り方
かつおの刺身の下ごしらえ
かつおの刺身はさくの状態で購入しましょう(もし自分でさばく場合は、背と腹に分けて腹骨を落としてください)。
それを丸ごと蒸すのですが、蒸す前にかつおに塩をします。かつおのサク2本に対して塩小さじ2を全体にふりかけます。
※塩をするときは身の厚い部分には多めに、さくも裏返してバランスを見ながら振りかけてください。
塩をしたかつおはそのまま【15分】おいて塩をなじませます。
15分後に表面の水分をキッチンペーパー等で軽くふき取ります(塩は落とす必要はありません)。
なまり節の火の入れ方と食べ方
ここからは蒸し器を使って加熱の工程に入ります。お家にある蒸し器に入るバットや平皿を用意して、そこにかつおを移してください(必要があれば2~3等分に切ってください)。
かつおを移したら、酒大さじ1と1/2をまわしかけ、蒸気の上がった蒸し器に移します。
※平皿を使って蒸す場合、蒸し上がりには汁が多少たまるので、それを見越してこぼれないようなお皿にするとよいです(蒸し器も汚れにくくなります)
蒸し器の火加減は強火を少し弱くしたくらいで、しっかり蒸気が出る状態で【15分】蒸します。
かつおに火が通れば蒸し器から外して、そのまま粗熱を取りましょう。
出てきた汁気は容器に取り置き(その活用については下の補足も参考に)、なまり節の粗熱が取れたら切って食べたり、冷蔵庫で保存するなどします。
おすすめの食べ方は、なまり節を刺身のように切って、たっぷりのおろし生姜を添えて、オリーブオイル&醤油をかけて食べるもの。
自家製だからこそのしっとりとした口当たりで、刺身とは違った美味しさが楽しめます。※その他にも、さっと炒めたり、煮付けたりしてもよく、身をほぐして酢の物、サラダ、そぼろ、炊き込みご飯等にも!
※なまり節自体の保存については【冷蔵なら3~4日】、【冷凍なら1~2か月】が目安となります。冷凍の場合は食べ切る分量に小分けに切ってラップで包むなどして保存するとよいです(使うときは冷蔵庫で自然解凍してから使います)。
【補足】
- かつおの刺身のさくは皮がない状態(皮を引いて除いた状態)で売られていますが、加熱するので自分でさばいたり、魚屋さんにお願いできるなら皮ありのものを購入してもOKです。
- なまり節は、鮮度の落ちやすいかつおを日持ちさせるための昔ながらの工夫として、加熱して保存・調理されるようになったようです。
- 市販品のパック詰めされたなまり節と、自分の家で作るなまり節とでは、かなり口当たりや風味が違うものなので、自家製でやってみる価値が十分にあると思います。
- 蒸し上がったときにバットやお皿に残った汁気は、塩気は強いものの、かつおのうま味がしっかり出ているので、汁物に塩や味噌を溶く前に加え、使ってみるのもおすすめです。
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- 魚介や肉の下ごしらえ
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なまり節の材料 (作りやすい分量)
- かつおの刺身(さくの状態で) … 2本
- 塩 … 小さじ2
- 酒 … 大さじ1と1/2
- なまり節 … 適量
- おろし生姜 … 適量
- 醤油 … 適量
- オリーブオイル … 適量
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