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炒り卵のレシピ/作り方

炒り卵の写真

調理時間:10分

作りやすい炒り卵のレシピを、基本的な手順はもちろんのこと、片手鍋で作るか、フライパンで作るかで若干の違いがあるのでそのことも含めつつまとめています。

卵2個の分量、卵3個の分量もそれぞれ記載していますので、作りやすい分量でぜひ作ってみてください。
【保存の目安:冷蔵で3日ほど】

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炒り卵の材料 (作りやすい分量で)

【卵2個で作るレシピ】
  • 卵 … 2個
  • 砂糖 … 小さじ2
  • 酒 … 小さじ1
  • 塩 … 軽くふたつまみ(※下記補足も参考に)
【卵3個で作るレシピ】
  • 卵 … 3個
  • 砂糖 … 大さじ1
  • 酒 … 大さじ1/2
  • 塩 … 小さじ1/5

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炒り卵の作り方

炒り卵の材料と道具の選択

まずは炒り卵の材料ですが、「卵、砂糖、酒、塩」で作ります。酒は風味を良くしたり、炒り卵をしっとりふわふわに仕上げるために少量ですが加えています。

「卵2個、砂糖小さじ2、酒小さじ1、塩ふたつまみ」または「卵3個、砂糖大さじ1、酒大さじ1/2、塩小さじ1/5」のどちらか、作りやすい分量で作ってみてください。

※この炒り卵レシピは、甘みも塩気も比較的ちゃんと付けたものになっています。砂糖と塩の分量は1/2くらいまでならそれぞれ減らしてもOKなので、好みで調整してみてください。

冒頭にも書きましたが、雪平鍋などの片手鍋で作る炒り卵と、フライパンで作る炒り卵は同じように作っても若干の違いが出ると思います。

結論から言うと片手鍋だと細かめに作りやすく、フライパンだと少し大きめに仕上がる、そんな傾向があります。また、作ったあとの洗いやすさも違うので、工程の中でそれぞれ詳しく紹介していきます。

片手鍋での炒り卵のレシピ

はじめに【片手鍋で作る炒り卵】です。鍋の中に、卵を割り入れ、調味料もすべて入れて箸で混ぜ合わせます。

卵を泡立てるのではなく、卵液を切るように箸を左右に動かして、卵白を切りながら全体をしっかりと混ぜます

※上の写真のように、卵や調味料を入れる前にさっと鍋の内側を水でぬらすと、多少ですが卵がくっつきづらくなると思います。

卵液が混ざれば、箸を3本くらい追加して計4~5本にします。4~5本の箸で卵液を混ぜながら火を通すことで、炒り卵がぽろぽろに仕上がってくれます

また、炒り卵を作るときの火加減は弱火を少し強くしたくらいの火で卵液を加熱していきます。

鍋を火にかけ、箸でゆるく混ぜながら加熱していきます。すると鍋のふちから徐々に固まってきて、ゆるい液状のスクランブルエッグのようになってきます。

卵が固まりかけてきたそのタイミングでは、手に持った箸を手早く動かし、全体を混ぜながら加熱していきます

そのまま混ぜながら火を通すと、卵が固まって炒り卵の状態になってきます。時おり鍋のふちの卵も落としつつ、全体が細かくぽろぽろになれば完成です。

※固まってきたタイミングで火加減を弱火にしてもいいですし、そのままの火加減で手早く作っても。やりやすい方法で作るとよいです。

炒り卵ができあがれば、バットなどに広げて粗熱を取ります。

片手鍋だと卵液も混ぜやすいですし、熱伝導がよい素材が多いので、卵液に手早く火が通るところを箸で細かくできて、ぽろぽろの炒り卵が作りやすいと思います。

※後述もしますが、片手鍋だと鍋のふちに卵が固まってしまうので、洗い物が少し大変です。

フライパンでの炒り卵のレシピ

はじめに【フライパンで作る炒り卵】です。基本的にはすべての工程が片手鍋と同じです。

フライパンの中に卵と調味料を入れて混ぜ合わせます(箸を左右に動かし卵液を切るように全体をしっかりと)。

※フライパンは浅いので、若干混ぜにくいです。卵液の量が多いときは別のボウルなどで混ぜるとよいと思います。

同じように弱火を少し強くしたくらいの火加減で卵液に火を通していきます。

箸4~5本を手に持って全体を混ぜながら、卵液がぽろぽろになって固まってきたら完成です。

炒り卵ができあがれば、バットなどに広げて粗熱を取ります。

フライパンは浅いので、比べると卵液が混ぜにくく、アルミなどに比べるとじんわり火が通る素材が多いので、手早く混ぜても卵にじんわり火が通って、結果片手鍋で作るよりも少し大きめの炒り卵になりやすいと思います。

片手鍋とフライパンの違い(どっちで作るか?)

道具や作り方にもよりますが、それぞれの良さとしては、「片手鍋は細かい炒り卵が作りやすい」「フライパンだと何より後片付けがラクチン」、これに尽きると思います。

作る時間はほとんど変わりがないので、こだわって細かい炒り卵が作りたいときは「片手鍋」を使い、後の洗い物を楽にしたいときは「フライパン」を使うという選択でよいと思います。

同じように作った時の炒り卵の粒の大きさの違いは下のようになりました(左が片手鍋、右がフライパン)

※逆に炒り卵は少し大きめくらいが食べ応えがあっていい、と思う人はフライパンがぴったり!だと思います。

【補足】

  • 粗熱が取れたら保存容器に移して冷蔵庫で保存します。3日ほど日持ちします(目安として)
  • 炒り卵は加熱しすぎると卵が固くなるので、ちょうど卵がぽろぽろになった、というタイミングですぐにバットに広げるとよいです。
  • 卵2個に対して【塩軽く2つまみ】としているのは、料理中にさっと塩を1つまみ取る行為だと【塩0.3~0.4g】になると考えています。なので卵2個に対しては塩軽く2つまみ。3個に対して塩小さじ1/5としています(調味料の計量については近いうちにまとめたいと思います)
  • 料理書などでは片手鍋で作る記載が多いと思います。それはプロの料理の場合はたいていが見た目も重視されているので、卵の大きさの状態を自分でコントロールしやすい、片手鍋を用いているのだと思います。家庭では洗いやすいフライパンで十分だとも私は思っています。
  • 基本的に炒り卵を作るときに炒め油は不要だと思います。また、炒り卵の加熱時間は、卵2~3個で2~3分が目安です。
  • 好みで酒を水に置き換えても。酒を加えると風味が増しますが、水だけでもふんわり感は出てくれます。

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