冷凍しても美味しい!牛すじカレーのレシピ/作り方
調理時間:60分超過
牛すじカレーの材料 (8皿分)
- 牛すじ肉(下ゆでしたもの) … 400gほど
- 玉ねぎ … 500g(約2個)
- にんじん … 250g(太なら1本、細なら2本)
- セロリ … 1/2本
- 生姜 … 1かけ(10g)
- トマトホール缶 … 1/2缶(200g)
- 牛すじのゆで汁 … 600mlほど
- 市販のカレールゥ … 100~120gほど
- カレー粉 … 小さじ2
- 塩 … 小さじ1と1/2ほど
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牛すじカレーの作り方
牛すじカレーの肉と玉ねぎの準備
牛すじは一度ゆでこぼしてから流水で洗い、生姜などを加えて水から2時間ほど下ゆでしておきます。
前日か前々日くらいにゆでておくのがおすすめで、その場合はゆで汁ごと冷蔵保存しておきます。そうすることで表面に牛脂が固まってくれ、次工程で活用できます(※今回はゆで汁も使うため捨てずに取り置いておきましょう)。
※下ゆでした牛すじは冷凍保存も可能なので手に入った時、時間のある時などにやっておくとよいです。詳しくは「牛すじの下処理のやり方」にまとめています。
下ゆでした牛すじに合わせるのは玉ねぎ、にんじん、セロリ、生姜で、玉ねぎは薄切りにして炒め、その他はすりおろして後から加えます。
玉ねぎは炒めるのに時間がかかるため、いちばんはじめに繊維にそって薄切りにしておくとよいです。
牛すじを下ゆでしたものを冷ますと、上に牛脂が固まるので、それをすくい取って鍋に適量移し入れます。
※脂が固まっていない、脂がない、という場合はサラダ油やオリーブオイルで代用してください。
牛脂を入れた鍋を中火にかけ、溶けたら玉ねぎを全量加えます。水分が多いうちは中火のまま混ぜながら炒めます(2~3分ほど)。
それから火を弱め、さらに15~20分ほど全体が色づくまで定期的に混ぜながら炒め、甘みを引き出します。
牛すじカレーの野菜の準備
玉ねぎを炒めることができたら、生姜とにんじんはそれぞれ皮をむき、セロリはそのまま、おろし金で順にすりおろします。牛すじは1.5~2㎝幅くらいに切ります。
今回は牛すじのゆで汁600mlほどを使います(ゆでる時に使った生姜と青ねぎは取り除きます)。もし足りなければ水を足し入れて600mlにしてください。
また、トマト缶は1缶(400g)の1/2量を使うので、固形分のトマトと缶汁がちょうど半分くらいになるよう取り分けておきます。
牛すじカレーのレシピ/作り方
玉ねぎを炒めた鍋に牛すじのゆで汁、すりおろした野菜、トマト缶、牛すじ肉をすべてはじめに加えます。
※好みですが、トマト缶のトマトの固形分を入れる前にしっかりつぶしてもOKです。
ここから鍋を火にかけるのですが、野菜などの固形分がこのままでは多いため、ぐつぐつと煮る工程をやりやすくするために水200mlを加えます。
鍋を中火にかけ、沸くのを待ちます。また、牛脂の甘い感じが好きな場合は、ここで牛すじの下ゆで工程で出た牛脂を追加で加えてもよいです。
※水200mlを加えるのは、ここから30分以上煮るので、その間の水分の蒸発分を補うようなイメージです。牛すじのゆで汁が余っていれば、水ではなくゆで汁でも。
鍋の中が沸いたら弱火にして、カレー粉小さじ2を入れて混ぜ、蓋を少しずらした状態にして30分煮ます。
※市販のカレールゥ100~120gだと通常5~6皿分の仕上がりですが、このレシピではその分量で8皿分作ります。スパイス感を補うためにここでカレー粉を加えます(すりおろした野菜がたくさん入るレシピなので、自然とカレーらしいどろっとした感じが出てくれるためカレールゥ自体は少なめで十分となります)。
30分煮たら火を止めてカレールゥを加え、溶かします。それから弱火にかけて5分ほど煮て味をなじませます。
最後は塩加減の調整をします。市販のカレールゥの種類や分量でこの段階での塩気が違ってきているので、はじめに小さじ1の塩を加え、混ぜてから味見をしてみてください。
塩加減が足りないようならさらに足し入れて、ちょうどよい塩気にします。※ちなみに私は市販のルゥ100gを合わせ、塩を合計小さじ2弱加えました
※好みでスパイス感もここで足し入れても。その場合は足し入れた後に数分加熱するとよいです。
あとはごはんの上にかけていただきましょう。牛すじの甘みが感じられるカレーになっているはず!野菜も細かいため、冷凍しても食感が変わることがないので安心して冷凍保存してください。
※福神漬けも手作りすると最高に美味しいです→「手作り福神漬け」
【補足】
- 私はこの牛すじカレーのレシピではS&Bディナーカレーの甘口(1箱5皿分97g)を使うことが多いです。
- 使用するカレールゥの辛さ(甘口や中辛)は、使用したものよりも別途カレー粉を足し入れるので、若干ですが辛くなると思います。
- 子供も食べるなどで、スパイシー感や辛みを出したくない場合は、カレー粉の代わりにクミン粉末を使ってみてください。辛みは出ませんがカレーらしい風味がしっかり出てくれます。
- 生の牛すじ肉の脂の入り方や部位によって、ゆで後の重量が変わってきます(すじ肉によっては重さが変わらないものもあるし、ゆで後1~2割軽くなるものも)。400gのゆで後の牛すじ肉を用意するには生の状態で500~600gほどあれば確実です。多少の誤差はまったく問題ありませんので!
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