ロールキャベツのレシピ/作り方
調理時間:60分超過
ロールキャベツの材料 (4~6人分)
- キャベツ … 1玉(1㎏ほどにして)
- 好みのひき肉 … 400g
- 玉ねぎ … 200g(小さめ1個)
- パン粉 … 大さじ4
- 卵 … 1個
- 塩 … 小さじ1
- こしょう … 少々
- 仕上げのケチャップやトマトソース … 適量
- だし汁(※) … 800ml
- 醤油(あれば薄口) … 大さじ4
- みりん … 大さじ2
※だし汁は「昆布とかつおのだし」がおすすめですが、市販の顆粒だしなどでも作れます。その時のポイントも下部の補足にまとめています。
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シンプルで美味しい!ロールキャベツの作り方
ロールキャベツのはずし方/はがし方
はじめに、キャベツについて。いろいろ試した結果、「1個丸ごとを使う」「レンジにかけてから葉をはがす」「その後にゆでる」という下ごしらえがいちばん作りやすいと思いました。
キャベツに関しては1個の大きさがまちまちなのですが、小さめの玉(1kg)ほどを使うと作りやすいと思います。※少し大きめの場合は、外から葉をはがしてそれは他の料理に使い、1kgくらいの玉にしてから作ってみてください。
キャベツはそのまま葉をはがすとバリバリに割れてしまうので、ラップをして丸ごとレンジで加熱するとよいです。
600Wで5分加熱すれば、1kgのキャベツなら葉を最後まではがしやすくなると思います。
レンジ加熱が終わればラップをはずし、はじめに包丁の切っ先で芯の部分をくり抜きます。
キャベツのいちばん外側の葉がどの軸かを確認してから、外側から順に1枚ずつ葉をはがしていきます。
今回作るロールキャベツは肉だねの分量換算で12~13個分の仕上がりなので、大きな葉は1枚として考え、小さい葉は2枚使うとして、枚数的に少し余裕を持ってはがしておきます。
※中央の部分は少し余ると思います(僕が作る時いつも100~150gくらい余ります)。その部分は葉も小さいですし、使いづらいので他の料理に使うとよいです。
※葉をはがすときは軸側からはがすのがやりやすいですが、軸側ががっちりくっついている場合は、外の巻いた部分の葉を少しはがして空気を入れ、それからはがすと多少やりやすくなります。
キャベツのゆで方/ゆで時間
鍋にたっぷりの湯を沸かして、ティースプーン1杯ほどの塩(分量外)を加えます。
※キャベツの葉は4~5枚ずつゆでるのですが、上の写真のように丸みを帯びた形にそって大小を重ねておくとよいです。
キャベツを鍋に落として箸で軽く押さえ、2~3分ゆでます。
※大きな葉は上下を返しづらいので、箸で押さえつつそのままゆでますが、小さめの葉なら一度上下を返すと火通りがより均一になります。
ゆで上がったら箸で軸の部分を持って取り出し(この時水が下からポタポタ落ちるので、その状態で少し水切りするとよいです)、バットに取ります(水に浸けたりはしないです)。残りのキャベツも同様にします。
キャベツの粗熱が取れたら、まな板の上に1枚ずつ広げ、すりこ木などを使って軸の部分を何度かたたいて繊維をつぶし、巻きやすくしておきます。
※すりこ木がなければ、包丁の背や清潔な瓶などを使うとよいです。
肉だねの材料/作り方
肉だねは好みのひき肉400g、玉ねぎ小サイズ1個分のみじん切り、パン粉大さじ4、卵1個、塩小さじ1、こしょう少々を合わせるだけです。※ひき肉の種類による味の違いは下の補足を見てください!
※家庭で切りやすい「玉ねぎのみじん切り」のページも参考に。
ボウルにすべての材料を入れて、しっかり手で混ぜ合わせます(手をグー、パー、グー、パーとひき肉と調味料を握るようにして偏りなく混ぜるようにしましょう)。
しっかり全体が混ざったら、ボウルの中で肉だねを4等分にして、ひと塊を3つの俵型にざっくりと取っておきます。
※特に両手できれいな俵にする必要はないので、片手でまとまる形にしておけばOKです。
ロールキャベツのレシピ/作り方
肉だねができたら、先に用意しておいたキャベツで包むのですが、これは「ロールキャベツの巻き方」に詳しくまとめています。
特に爪楊枝も使わず、きれいな形で煮崩れもしにくい巻き方だと思うので、ぜひ参考にして用意してみてください。
すべて巻き終えたら、鍋やフライパンなど2つくらいに分けてもよいので、できるだけ隙間がない状態で詰めておきます。
Aのだし汁800ml、醤油大さじ4、みりん大さじ2)を別容器で混ぜ合わせてから、それぞれの鍋のロールキャベツがAで浸かるよう、そそぎ入れます。
鍋を中火にかけ、沸いたら落とし蓋をして火を少し弱めます。その状態で煮る時間は45分~1時間ほど、じっくりキャベツが柔らかくなるまでです。
※鍋肌の煮汁はぐつぐつと沸くくらいの火加減で煮るとよいです(弱火を少しだけ強めたくらい)。落とし蓋がない場合は、アルミホイルやクッキングシートなどで代用してください。
煮あがれば、器にたっぷりの煮汁といっしょに盛り付けます。そのまま食べても美味しいですし、ケチャップをたっぷりかけて食べても美味しいです。
*冷凍保存も可能なのですが、その場合は煮汁もたっぷりとそそいだ状態で冷凍するようにします。
【補足】
- 合びき肉で作ると…肉だねの風味が強いのでしっかりめの味わいで、スープに牛の甘みが出ます。
- 鶏ひき肉で作ると…肉だねがあっさりとした食べ口で、キャベツの味が引き立ちます。スープもあっさりめ。
- 豚ひき肉で作ると…合びきと鶏ひき肉の中間のような、肉だねの適度な食べ応えと、スープのうま味も楽しめます。
- ひき肉に関しては、鶏ひき肉と豚ひき肉を半々にして作るというのもおすすめです。
- 顆粒だしを使う場合は、表記通りにするとうまみが強くなりすぎるので、水に対して1/2~2/3くらいの使用量にすると、素材の持ち味が引き立ちやすいと思います。
- だし汁は、かつおと昆布のだし、熱湯をそそぐだけの時短だしなども参考に。
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