新じゃがいもの煮物(甘辛煮)のレシピ/作り方
調理時間:30分以下
この新じゃがの煮物は、皮もむかず、調味料も水も、すべてはじめに合わせて煮るだけのシンプルレシピです。
小粒の新じゃがが手に入ったらぜひお試しください。※小粒のほうが皮の風味がしっかり楽しめるのでおすすめです
【保存の目安:冷蔵で3日ほど】
新じゃがいもの煮物の材料 (2〜3人分)
- 新じゃが(小粒) … 400g
- 濃口醤油 … 大さじ2と1/2
- みりん … 大さじ2と1/2
- 酒 … 大さじ2と1/2
- 砂糖 … 大さじ1
- 水 … 100ml
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新じゃがいもの煮物の作り方
新じゃがいもの準備
皮ごと食べるこの新じゃがの煮物は春の時期に出回る『小つぶの新じゃが』で作るのがおすすめ。小粒のほうが新じゃがらしい皮の風味をしっかり楽しめます。
下ごしらえは、土を洗い流すだけでOKですが、大きさがバラバラな場合は大きいものだけを半分に切り、火通りの時間を合わせるようにします。
※半分に切るか迷う場合は、必ず切るようにするとよいです(火が通らないより、多少角が崩れてもやわらかい仕上がりになったほうがよいので)。
鍋の大きさは、芋が重ならず、ちょうど入る大きさのものがよいです。
鍋が大きすぎると煮汁がまわらず火が通りづらいですし、鍋が小さすぎても芋が重なって火通りに差が出てしまいます。下の写真では一度鍋に芋を入れてみましたが、芋を取り出し、はじめにAの調味料をすべて合わせて溶かし混ぜます。
新じゃがの煮物のレシピ/作り方
鍋を火にかける前に、芋を重ならないように広げ入れます。はじめの煮汁は煮汁から芋が顔を少しだけ出している状態です。煮るときに落し蓋をして煮汁を対流させて、芋全体に火を通すわけです。
※鍋の大きさが合わずに、写真よりも芋が煮汁の上にきているようなら水だけを50〜100mlほど足し入れて上の写真くらいの水かさにして煮始め、水を加えた分だけ煮詰める時間を長くするようにしてください。
鍋を中火にかけ、沸いたら火を少し弱めて落し蓋をします。常にじゃがいもの間から泡がぶくぶく沸いてくる強さを保ちつつ、12〜13分を目安に炊きます。
ここで一度竹串を刺してみて、新じゃがの火どおりを確認します。いちばん大きな芋の中央に串がすっと通れば、蓋をはずしてさらに煮汁を煮詰めます。
(煮汁の残り加減によって、数分炊いた後に)煮汁が煮詰まってくるとバチバチと少し音がしてくるので、火加減を弱火にしてしっかり煮汁を煮詰め、鍋を軽くふって芋全体に煮汁をからめます。
煮汁にとろみがついて、しっかり芋にからめば完成。器に盛り付けるときは、鍋に残った煮汁も上からかけるとよいです。
この煮物の仕上がりは、皮のまわりには濃い煮汁がからみ、箸で切ってみると中は味がしみ込まず、食べると芋の味がしっかり感じられます!
【補足】
- 冷蔵庫で3日ほど日持ちします(目安として)。食卓に出すときは再度温めてから、弁当に入れるときは作りたてに近いものを使うとよいです(弁当の場合は特に芯まで加熱した後に一度冷ましてから!)。
- 新じゃがの煮物は「油で炒めたり」「調味料を分けて入れたり」するレシピも数多いですが、はじめから調味料を合わせるこの方法が一番簡単で美味しいと思います。
- 仕上げにほんの少しバターを落としたり、刻みねぎ+一味唐辛子を加えたりしても美味しいです。
- 「じゃがいもの煮物」は、このレシピよりもあっさりめで、やさしい味わいの煮物です。こちらもぜひ参考に。
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