基本のふろふき大根のレシピ/作りやすいみそだれの配合も紹介!
調理時間:40分
ふろふき大根の材料 (3~4人分)
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ふろふき大根の作り方
ふろふき大根の大根の切り方/隠し包丁
大根は皮ごと2.5~3㎝の輪切りにしてから、食べるときの口当たりをよくするために皮を厚めにむきます(皮の内側に見える筋をむき取るくらいの厚みが目安です)。
皮をむいたあとに、味のしみ込みをよくするため、十字に切り込みを入れます(片面だけに深さ1㎝ほどで)。※大根が太かったり、加熱時間を短くしたい場合は、半分に切ってもOKです。
※厚くむき取った大根の皮は「大根の皮のポン酢漬け」にするとよいです。手軽でよい箸休めになります。
また、大根に火を通すときに【昆布だしでじっくり煮る】と美味しく仕上がります。
大根を切る前でも、切った後でもよいので、大きな鍋に水を入れて3~4㎝四方の昆布を合わせておきます。5~10分ほど置いてから火にかけるようにすると昆布から味が出やすいです。
料理本によっては、米の研ぎ汁で大根を煮るレシピもあります。その比較検証をした結果、白ごはん.comでは昆布を推奨していますが、好みで米の研ぎ汁でゆでてももちろん大丈夫です(ちゃんと美味しく作れます!)
【米の研ぎ汁を使うと…】大根のえぐみや苦みはマイルドになります。また、研ぎ汁由来の甘さや風味も感じられます。ただ、大根自体の甘みや風味は若干弱まります(特に大根を食べすすめる途中で、不思議と大根の味が少し薄く感じる傾向にあると思います)。
【昆布だしを使うと…】米の研ぎ汁のものと比較すると、大根自体の味わいをしっかり感じることができます。ただ、えぐみや苦みの強い大根だとそれらもしっかり出る仕上がりになります。また、水だけで加熱するよりも味わいに厚みが出ます。
ふろふき大根の大根の火の通し方と、味噌だれの作り方
昆布を入れた鍋に大根を合わせ、大根がしっかりかぶるくらいの水分量に調整してから中火にかけます。
沸いてきたら火を弱めて、30分(太めの大根なら40分ほど)を目安に加熱します。
※煮る途中で多少アクが出てきますが、そのままで大丈夫です。気になるようならアクを取り除いてください。
大根を煮る間にみそだれを作ります。鍋にAの調味料(砂糖大さじ4~5、味噌大さじ3、酒大さじ2、みりん大さじ1)を合わせ、ゴムベラなどで混ぜ合わせてから中火にかけます。
沸いてきたら少し火を弱め、ヘラで鍋底を混ぜながら4分ほど火にかけます。ドロッとしたとろみがついたらOKです(温度が冷めたら粘度がアップするので、少し緩めくらいで大丈夫です)。
※砂糖は好みで大さじ4~5の間で調整してください。また、みそだれの詳細は「和食の万能みそだれの作り方」にまとめているので、ぜひこちらも参考に。
30分後に大根に串を刺してみて、すっと通るようなら火を止めます(硬いようなら追加で数分ずつ加熱してください)。
器に盛り付け、味噌だれをたっぷりのせてあつあつをいただきましょう!好みで黄柚子の皮のせん切りなどを添えるのもおすすめです。
【補足】
- 大根の部位を選べるなら、下部はさけて、中央から上部がおすすめです。下部は繊維質で苦みやえぐみが強いためです。
- 大根を半分に切って加熱する場合は、15~20分を目安に加熱してみてください。
- 味噌だれのレシピは、は赤味噌か米味噌で作ることを想定したレシピになっています。もし甘めの白味噌を使う場合は、砂糖を半分くらいに減らして作ってみてください。
- 味噌だれはストックしておき、それをゆるめて使うこともできます → 卵黄入り本格味噌だれの作り方、万能みそだれのレシピ
- 米の研ぎ汁でふろふき大根を作った場合は、さっと表面を洗い落してから盛り付けるとよいです。
- 昆布だしでふろふき大根を作ったあとの煮汁は、みそ汁や煮物、炊き込みご飯の出汁に少し足すといった使い方もできます。ゆで汁だけで料理を作るというより、普通のだし汁に足して使うやり方がよいと思います。活用してみてください。
- レシピ更新情報:工程中の材料を見やすくする等、一部をリライトしました(2025.1)←写真をすべて撮り直し、リライトしました。昆布だしと米の研ぎ汁での比較も追加。(2024.12)
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