とろろご飯(麦とろご飯)のレシピ/作り方
調理時間:20分
山芋や自然薯をすりおろし、だし汁と卵と醤油を加える。シンプルでなんとも優しい味わいのとろろが思い浮かび、今日はとろろがいいな、と思っちゃいますよね。
*とろろご飯に使える芋は大和芋やいちょう芋、自然薯や伊勢芋などいくつか種類がありますが、ねばりと芋の味が一味違う自然薯を使ったとろろご飯を中心に紹介したいと思います。
とろろご飯の材料 (2〜3人分)
- 山芋や自然薯 … 250g
- 卵 … 1/2個
- だし汁 … 100ml
- 醤油(あれば薄口) … 大さじ1と1/2
※だし汁については「だし汁の取り方」のページも参考に。
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とろろご飯の作り方
自然薯の下処理
とろろご飯に使う芋は、水っぽい長芋ではなく、大和芋、つくね芋、いちょう芋、自然薯など、粘りの強いものがおすすめです。
大和芋やいちょう芋、つくね芋であれば、皮をむいてすりおろすのですが、自然薯は元々細いものも多いうえに、皮ごとすりおろしても風味よい美味しいとろろご飯になるので、自然薯を皮ごとすりおろす場合の下ごしらえを下にまとめます。
まず、自然薯は流水で洗って土を落とし、水分をふき取ります。
次に、表面の水気が乾いたら、コンロの火に直に自然薯をかざして表面をさっとあぶります。
こうすることで、すり鉢ですっても細かくなりにくいひげの部分をきれいに落とすことができるんです。これで自然薯の下ごしらえは完了です。
とろろご飯の味付けと仕上げ
下ごしらえを終えた自然薯は、おろし金を使って皮ごとすりおろします。自然薯をすり終えたら、Aのだし汁と醤油を合わせておきます。
※調味料はシンプルに醤油のみにしていますが、好みで煮切りみりんを大さじ1ほど加えても美味しいです。
すりおろしたとろろは、このまま卵とAの調味料で味をつけてもいいのですが、家に大きめなすり鉢があれば、おろし金でおろした後に、さらにすり鉢ですって口当たりをなめらか&ふんわりとさせるのがおすすめです。
すり鉢のとろろに1/2個分の卵(全量)とA(1/4量ほど)を加えます。はじめに水分を多く入れすぎると混ざりにくいので、少しずつ何回かに分けてすりこ木で混ぜていきます。1回目に入れた調味料がなじんだら、すりこ木でしばらくすりおろします。
※おろし金ですりおろしただけだと、シャリシャリとした大きなものも残っている状態ですが、それをすりこ木ですることで、なめらかさがアップします。同時に皮ごとすりおろしているので、皮も細かくなります。
続けて残りのAを2回くらいに分けて入れ、すりこ木で混ぜながら合わせます。
※最終的なとろろのかたさは、最後に加えるAの分量を調整して、好みの加減にするとよいです。足りなければだし汁&醤油を適宜足し入れてください。
とろろが出来上がったら、あとは炊けたごはんや麦めし(麦めしの炊き方は下の補足参照)に、冷たいとろろをかけていただきます。
【補足】
- 自然薯以外の山芋は皮をむいて同じように作ってみてください。また、自然薯の場合でも特に細めのものなどは、どうしても皮が多めになってしまうので、好みで皮をむいて作ってみてください。
- 麦とろにはさっぱりした押し麦入りの麦飯もおすすめです。押し麦を入れるときの水加減は、購入したときの外装の作り方を参照してもらえばよいのですが、米:押し麦の割合を3:1か4:1くらいにして、炊く時に1割〜1.5割ほど水加減を(白ごはんを炊く標準加水より)増やして炊いてください(今回は2合炊いたので、いつもの白ごはんを炊く水加減に、大さじ3杯の水を足して炊きあげました)。
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3分でできる即席かつおだしも紹介しています(レシピにも書いていますが、だしがらは冷凍して4〜5回分をまとめて2番だしです!)。「そそぐだけ簡単かつおだし」
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