七草粥(七草がゆ)のレシピ/作り方
調理時間:50分
七草粥の材料 (2~3人分)
- 米 … 1/2合
- 水 … 600ml(※)
- 春の七草 … 市販品1パック
- 塩 … ふたつまみほど
※米1/2合に対する水の量は600〜900mlほどまで調整できます。詳しくは「お粥の基本」も参考に!
スポンサーリンク
七草粥の作り方
七草粥の下ごしらえ
お粥の基本の分量(2人分)は『米1/2合に対して、水600ml』です。※これで普通の硬さのお粥に仕上がります。下の補足に水の分量による仕上がりの違いも紹介しています。
また、春の七草は市販品のパック売りされているものが便利です。ゆでるとカサも減るので、下の写真1パックを今回2~3人分に使い切りました。
※市販品の七草がゆのセット品ひとつで、2人分なら具も多めとなりますが、4人分くらいまで作れると思います。
続いて七草の下ごしらえ(※これはお粥を炊いている間にやってもOK!)まず、すずしろ(大根)とすずな(かぶ)の白い部分があれば、皮ごとでいいので、食べやすい大きさに切ります。
ティースプーン1杯の塩(分量外)を加えた湯を沸かし、おかゆと食べて違和感がないくらい少し柔らかめにゆでます(目安は2〜3分)。ゆで上がったら取り出してお皿やバットにあげておきます(ゆで湯は葉っぱに使うので捨てずに!)。
葉っぱはため水の中でさっと洗い、残った鍋の湯を再度沸騰させます。かぶや大根の太い茎をはじめに入れ、火が通れば残りの七草を入れてさっとゆでます。
すぐにざる上げして冷水にとり、冷めたら軽くしぼります。それを6~7㎜幅くらいに粗く刻みます(刻んだものは水気を軽くしぼっておきましょう)。
七草粥のレシピ/作り方
米1/2合を量ったら、ボウルに移して研ぎます。水を一度入れたあとさっと水を切り、米が少ないので指先で軽くもむようにして(10回ほど)研いだ後に、水を何度か入れ替えてから水を切ります。
研いだ米を鍋に入れ、水600mlをそそぎ入れます。浸水させる必要はないので、すぐに火にかけます(煮立つまでは中火、煮立ってきたら弱火に)。
煮立ったタイミングで、焦げ付きを防ぐため、しゃもじやお玉を使って一度底からかき混ぜます。一度しゃもじで混ぜたら、あとは混ぜる必要はありません。蓋を少しずらして置き(箸1本をはさんでも)、じっくり30~40分ほど炊きます。
※弱火でも、蓋のずらし加減で吹きこぼることがあるので、吹きこぼれにだけ注意してください!
おかゆが炊けたら、塩ふたつまみほど加えて、ゆでておいた七草を入れて軽く混ぜて出来上がりです。
【基本のおかゆのyoutube動画】
レシピ動画をyoutubeの白ごはん.com Channelにアップしています。特におかゆの基本的な水と米の割合や、火加減など、ぜひ動画も参考にしてみてください。
【補足】
- 塩の分量は好みで小さじ1/3くらいまで増やしても美味しいと思います。献立に合わせて調整してみてください。
- 上の分量でおよそ米:水の割合が1:7になるのですが(1/2合が90mlなので体積比でおよそ7倍)、これで通常の硬さのお粥になります。もう少しやわらかめのお粥にしたいときは米:水の割合が1:10まで増やすことができるので、米1/2合(90ml)に対して水900mlまで好みで増やしてもOKです。
- ちょうどいいものがなければ、春の七草のうちから揃えやすい「スズシロ(大根)」「スズナ(かぶ)」の葉だけを使ったり、「セリ」をたっぷり加えて1~2種のお粥を作るのもいいかと思います。
- レシピ工程では、七草の具を2回に分けて(大根&かぶ→その他の葉ものと順に)ゆでていますが、タイミングが合えば、大根とかぶをゆでる最後に、葉ものを入れて、一緒にざる上げしてもOKです。
- 春の七草は、せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずじろ(大根)の7種です。春の若菜なので香りがよいのが特徴。香りは別ゆでしても十分にあるので、別ゆでしたものを後からお粥と合わせる作り方のほうが雑味のない仕上がりになると思います。
- レシピ更新情報:2人分のおかゆの出来上がり総量を若干増やしました(2019.11)→工程を多少リライトしました(2021.01)
お気に入りを登録しました!
メモを保存しました!
「お気に入り」の登録について
白ごはん.comに会員登録いただくと、お気に入りレシピを保存できます。
保存したレシピには「メモ」を追加できますので、
自己流のアレンジ内容も残すことが可能です。
また、保存した内容はログインすることでPCやスマートフォンなどでも
ご確認いただけます。
スポンサーリンク
スポンサーリンク