粉からし・和からしの作り方
日持ちするチューブの辛子と和からしの粉からしを溶いたもの、辛子としての“辛み”にとても大きな違いがあります。
そもそも“辛み”のような揮発性の高いものを、日持ちさせること自体が難しいのでしょう。
ツンとした辛みがほしい料理には、やっぱり粉の「和からし」です。
【 材料 】
- 粉からし … 適宜
- 40℃くらいのお湯 … 適宜
-
辛子について
辛子には「和からし」と「洋からし」があります。
簡単に区別すると、「和からし」はツンとした辛味が特徴の、昔から日本で食べられてきた辛子で、
「洋からし」は一般的にマスタードといわれ、ソーセージなどに添えるまろやかな辛味が特徴の辛子です。
市販のチューブの辛子は、「和からし」を使っていても、揮発しやすい辛みを維持するために
食塩や植物油など調味料や香辛料抽出物なるものなどを配合して、なんとか辛子にしている代物です。
辛子の本来持っている「ツンとした辛み」を求める料理には、できるだけ食べる前に、
家庭で練りからしになる前の「粉からし」を溶いて使うのが一番よいと思います。
-
辛子の作り方
用意するものは、小さめのボールとスプーン、40℃くらいのお湯(※)です。
まず、ボールに粉からしを必要な分量入れ、少しのお湯でひとまず硬めに練ってあげます。
注意点① 思ったよりたくさんできるので、「少なめかな?」と思うくらいの粉からしでスタートしてください。
注意点② お湯も一度にたくさん入れると、しゃばしゃばになってしまうので、少しずつ入れてください。
注意点③ 辛子の量にもよりますが、ここでしっかり練ると、鼻を近づけなくても“ツン”とする辛味を感じます。
そのくらいまでしっかり練ってあげることが大切です。

※柴田書店発行の『「こつ」の科学 杉田浩一著』によると、40℃くらいのお湯で辛味を発生させる酵素がいちばん活発になるそうです。
料理屋ではこの硬い状態のものを用意しておいて、必要なときに必要な硬さに溶いて使用します。
さらに水を入れて溶くときの注意点は、「箸ですくえるくらいの硬さにすること」です。
硬すぎる辛子、しゃばしゃばの辛子では、食べる人が好みの分量を箸でとれない場合があります。
スプーンで落としたときにきれいな角ができるのが理想的な硬さだと思います。
作った練りからしは、できるだけその日のうちに使わないと辛味が飛んでしまいます。

↓ レシピ箇所だけの印刷設定にしています
【 煮物をマスター! 】
【 魚料理をマスター! 】
【 ご飯のお供をマスター! 】

