基本の豚汁のレシピ/作り方
調理時間:30分
豚汁の材料 (6~8人分)
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基本の豚汁の作り方
豚汁の具材の準備
豚汁は豚肉とたっぷりの根菜類を合わせるのが基本です。今回は【大根、にんじん、ごぼう、玉ねぎ、里芋、長ねぎ、いんげん】を合わせます。
また、豚肉に関しては、うま味と脂がしっかりと出る豚バラ薄切り肉がおすすめです(厚すぎるよりは少し薄めのものが汁によくなじんで美味しいと思います)。
※豚肉以外の野菜は、全部そろえなくても3~4つ以上の具材を用意できれば十分美味しく仕上がります。
具材の切り方は、大根とにんじんは大きさに合わせて半月切りやいちょう切りにします(ともに食べやすい5㎜くらいの厚みで)。長ねぎは1㎝幅の斜め切り、玉ねぎは5㎜幅ほどに切ります。
ごぼうは小さめの乱切りにして水にさらし、里芋は大きめのひと口大に切ります。豚バラ肉は2~3㎝幅に、いんげんはヘタを落として斜め切りにします。
豚汁のレシピ(まずは具材を炒める)
準備ができたら、鍋に油小さじ1~2を入れて中火にかけ、いんげん以外の野菜をすべて加えて炒めます(油はごま油かサラダ油をお好みで。ごま油ならコクと香りがより強くなります)。
※美味しい豚汁を作るには、この水やだし汁を入れる前に具材を炒める工程が大切で、これにより具材の風味が油に移って、仕上がりに深みが出てくれます!
1~2分ほど野菜を炒め合わせ、一度火を止めます。箸で豚肉をほぐしながら上に広げ入れます。
※特にアルミやステンレスの鍋では、野菜の前に豚肉だけで炒めると鍋底にくっつきやすいので野菜を炒める→豚肉を入れるという手順にするとよいです。そうすると鍋底にくっつきづらくなります。
豚肉を広げ入れた後は、弱めの中火にかけ、全体を混ぜながら2~3分かけてじっくり炒めます。
※もし豚肉が鍋底や鍋肌にくっついたら、一度火から外し、その状態で肉をはがしてください。火にかけたままよりも、ずっとはがれやすいです。
豚汁のレシピ(味噌を溶き入れ仕上げる)
水またはだし汁1リットルを鍋に加えます。※水だけでも美味しくできますし、好みでだし汁を使ってもうま味がしっかりとした仕上がりに。
水(またはだし汁)を加えたら火を強めて沸騰を待ちます。沸いたらアクが出てくるので、お玉で軽くすくい取ります。
アクをすくい取ったら、味噌の半量(大さじ3)をここで溶き入れます。
※普通のみそ汁では、味噌は最後に加えて煮立たせないことが大切ですが、豚汁だけは別で、味噌の味を野菜に含ませたいので2回にわけて味噌を溶き入れるとよいです。
半量の味噌を溶き入れた状態で、7~8分ほど弱火でコトコトと煮て、具材に火を通します。
大きめの里芋などに竹串を刺して火通りを確認し、火が通っていたらいんげんを加えます。いんげんを加えてさらに2~3分煮て火を通します。
最後に残りの味噌(大さじ2~3)を溶き入れます(味噌は合計で大さじ5~6を目安に、ご家庭の味噌の塩分によって調整してください)。
椀に盛って好みで一味唐辛子などをふりかけていただきましょう。
【補足】
- 豚汁はどんな野菜とも合わせやすいので、上の具材の他にも、れんこんなどの根菜類、しめじや椎茸などのきのこ類、蒸し大豆を入れてもいいし、あさりを一緒に火を通して加えたりしても美味しいです。また、里芋はさつま芋や長芋、じゃが芋に置き替えても。
- こんにゃくを入れても美味しいです。こんにゃくを入れる場合は短冊形などに切り、塩もみ→下ゆで、の工程を行ってから根菜類と一緒のタイミングで入れるとよいです(「こんにゃくの下ごしらえ」も参考に。
- 水で美味しく作れるので水だけでもいいのですが、少しうま味をプラスしたい場合は煮干しを3~4尾ほど水と一緒に入れるのもおすすめ。だし汁を用意するよりは手軽に行えます。
- だし汁を使う場合でも、具材から出汁が出るので、普段の煮物や汁物に使うときよりも薄めのだし汁でOKです。
- レシピ更新情報:工程中の材料を見やすくする等、一部をリライトしました(2025.4)←写真をすべて撮り直し、水分量や具材を炒めるタイミングの変更などを行いました(2018.7)→レシピをリライトしました(2023.2)
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