果肉感たっぷりの梅ジャムのレシピ/作り方
調理時間:50分
梅ジャムの材料 (作りやすい分量)
- 完熟した梅 … 1㎏
- 砂糖 … 種を取ったあとの梅重量の60〜70%(※)
※参考までに、撮影時は、梅1㎏を下ゆでして種を除いたら690gでした。その重量の60~70%となるので、砂糖の分量は400~500gほどが必要になりました。
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梅ジャムの作り方
完熟梅の下ごしらえ
全体が黄色がかった完熟したものを用意します。はじめに竹串などでヘタを除きます。
ため水の中でひとつずつ丁寧に洗い、洗ったら下ゆでする鍋に移し、かぶるくらいの水を加えます(もし傷んだ部分があれば包丁で切り取るなどしてから鍋に入れてください)。
※梅ジャムを作るときは酸味が出るので「ホーロー鍋」「ステンレス製鍋」がよく、アルミや鉄でないものがおすすめです。
梅ジャムにする前の下ゆでなど
鍋を中火にかけます。沸いたら弱火にして15分煮ます(途中アクが出てくるのですくいます)。
15分後には完全に梅に火が通っているので、火を止めてそのまま冷まします。
冷めたら梅の果肉部分を少し味見してみましょう。そのまま食べて苦すぎなければOKです!(少し苦いくらいの状態なら、砂糖を入れるとそれがジャムの味わいにもなってくれます)
ゆで汁から梅を崩さないようにボウルなどにすくい取ります(水気をある程度切る目的です)。
※苦すぎる!というときは下ゆでした鍋のまま、そこに水を注ぎ入れて数時間水を循環させながらさらし、苦味を和らげるとよいです。
続いて梅の種を除きます。梅を2〜3個手に持って、ぎゅっと握ると果肉は落ちて、種だけが手に残ります。特に裏ごししたりせず、手でつぶした状態(果肉感のある状態)でジャムにするので、ジャムを作る鍋にどんどん果肉を入れていきます。
果肉だけにしたら果肉の重量をはかって、その重さの60〜70%の砂糖を加えます。60%ならあっさりめ。70%なら普通の甘みくらいになると思います。
※家にある砂糖でOKですが、個人的にはすっきりとした甘みのグラニュー糖で作るのもおすすめです。
※ちなみに今回は梅1㎏を下ゆでして種を除いたら690g。重量の約65%の450gのグラニュー糖を加えました!
梅ジャムのレシピ/作り方
鍋を中火にかけ、砂糖と果肉を混ぜ合わせます。沸いたら弱火にしてアクをすくいます。
あとは時おり鍋底を混ぜながら、30分ほど煮ます。これで出来上がりです。
※果肉が沈みやすいので、鍋の底から全体を時おり混ぜてください!また、ジャムは冷めるととろみが強くなるので、沸騰した状態でジャムらしい粘度になるまで煮詰める必要はありません。「いちごジャムの作り方」に粘度の確認方法を詳しく紹介していますので、そちらも参考に。
【補足】
- 梅ジャムはパンやスコーン、クラッカーなどに美味しいのはもちろんですが、ヨーグルトや白玉だんごに合わせたりしても。ぜひいろいろ使ってみてください。
- 保存期間は砂糖の量や煮詰め加減、瓶詰めの方法にもよるので、特に記載していません。熱々を殺菌した瓶に入れただけなら【冷蔵保存して1か月くらいで食べ切る】のがいいかなと思います。
- 脱気をしたら冷暗所で半年くらいは日持ちします(長期保存すると若干苦みが強く出るような気がします)
- レシピ更新情報:工程中の材料を見やすくする等、一部をリライトしました(2025.6)
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