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失敗しらずな豚の角煮のレシピ/作り方

調理時間:60分超過

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【豚肉を30分ゆでて、蓋をして30分蒸らす】ことを3セット繰り返すやり方を紹介しています。時間はかかりますが、柔らか食感の豚の角煮に仕上がります!
【保存の目安:冷蔵で3〜4日ほど、肉のみ冷凍可で1か月ほど】

◆豚バラレシピ人気No.1「豚バラ大根」

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サイトリニューアル!大きな変更点は「大まかレシピ」ボタン!レシピの概要がチェックできます。ざっと流れを知りたい時、2回目以降作る時の参考に*いまは半分ほどのレシピにて実装中
RECIPE
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豚の角煮の材料 (5〜6人分)

  • 豚バラ肉(塊) … 1㎏
  • 米のとぎ汁 … 鍋1杯分
  • ゆでたまご(好みで) … 5〜6個
  • 生姜 … 1かけ(約10g)
  • 水 … 400ml
  • 砂糖 … 大さじ2と1/2
  • 醤油 … 大さじ5
  • 酒 … 大さじ4

コツや流れを動画でチェック!!

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豚の角煮の作り方

豚の角煮の下ごしらえ

豚バラ肉の塊は、購入するときに脂身が多すぎず、脂と身のバランスがよいものを選ぶとよいです。それを4㎝角ほどに切ります。

続いて、できるだけ大きな鍋に米のとぎ汁を用意して、切った豚肉を入れて下準備の完了です。

※米のとぎ汁は、米を研いではじめに出る濃いとぎ汁を必ず入れてください。米のとぎ汁で豚肉をゆでることで、肉の臭みが抑えられ、仕上がりがぐっと美味しくなります!

また、生姜と(好みで)ゆで玉子を用意しておきます。これは下ゆで後に使うので、用意できるタイミングで切ったりゆでたりしておきましょう。

※ちなみに、ゆで玉子は冷蔵庫から出したての卵を熱湯にそっと入れ、9〜10分ゆでたら水に取ると写真くらいの黄身の加減になると思います(参考まで)。

豚バラ肉のゆで方/下ゆでの方法

はじめに、豚バラ肉の下ゆで手順をひと通りまとめます→→→下ゆでの目的は➀豚肉の余分な脂をしっかり落とす、②柔らかくゆでると同時にとぎ汁の風味で臭み消しをする、この2つです。

下ゆでは『30分ゆでる→蓋をして30分蒸らす』これを3セット繰り返します※蒸らす工程でも2つの目的を十分に達成できるので、ずっと3時間煮るのではなく、30分ごととしています。

鍋を強火にかけ、沸いてきたら弱火にして、蓋を少しずらした状態で30分間下ゆでします。
※アクにはとぎ汁の成分も含まれているので、特にアクをすくい取る必要はありません(はじめにたくさん出るアクも煮続けていくと徐々になくなっていきます)

※蒸らす工程のことを考えると、できるだけ水分量は多めのほうが温度も下がりにくいのでよいです。

30分間下ゆでする間の中の状態は、弱火といってもとぎ汁が鍋の中で対流するくらいの火加減で行います。

30分後に火を止めて、蓋をきっちり閉め、30分蒸らします。

蒸らしが終えたら、強火にかけて沸いたら蓋を少しずらし、再び弱火で30分間ゆでます(鍋の水は取り替えずそのまま最後まで続けてゆでていきます)。

あとは同じように、時間になったら蓋をして蒸らし、もう一度同じことを繰り返します(合計ゆで時間は1時間半、蒸らし時間も1時間半)。

※下ゆでを終えたら、鍋の表面にラードがたくさん浮いた状態となっています。浮いたラードをすくい取って保存しておけば、炒め物などの調理に重宝するので、水にさらす前にぜひ取って活用してみてください。→ブログ記事「角煮を作ったときのラードの取り方」

豚の角煮の味付け/煮方

最後の蒸らしが終えたら、鍋の中に水を差して温度を冷まします。手でさわれる温度になれば崩れやすいのでやさしく手で持って、豚肉の表面をさっと洗い流してから、肉をバットなどに取り出します

※今回は上の写真のように、豚肉1㎏だったものが下ゆで後650gほどに。脂をしっかり落とすことで食べやすい豚の角煮に仕上がると思います。

(下ゆでに使った鍋を使うのであれば一度洗ってから)、Aの水400mlと調味料(砂糖大さじ2と1/2、醤油大さじ5、酒大さじ4)を混ぜ合わせ、豚肉と生姜を加えます(豚肉は崩れやすいので両手でそっと!)。

豚の角煮(仕上げ)のレシピ/作り方

味付けのために煮る時間は沸いてから30分ですが、30分煮た後に一度完全に冷まし、それから再度温めて食べるようにしましょう(冷めるときに味がしみ込むので)。

鍋を中火にかけて、沸いたら火を少し弱めて30分煮ます。

ゆで玉子を入れるのであれば、最後の2〜3分だけ一緒に煮るくらいでOKなので、豚肉を端に寄せるか立ててスペースをあけ、玉子を入れます。

30分経ったら火を止め、少し煮汁が少なくなっているので、キッチンペーパーを上にかぶせ、そのまま冷まします。

※完全に冷めるまで常温に置いてもOKですが、長く置くときは粗熱が取れたら冷蔵庫に入れておきましょう。当日でも美味しいですが、翌日に食べるのもしっかり味がしみるのでおすすめです。

冷めた鍋を弱火を少し強くしたくらいの火加減でじっくり温めます(完全に冷たいときは蓋をして蒸らしながら温めるとよいです)。

玉子があれば温まった段階で取り出して半分に切っておき、豚肉の芯まで温まれば、それぞれ器に盛り付け、練り辛子を添え、煮汁を全体にかけて出来上がりです。

【補足】

  • 好みでゆでたオクラやチンゲン菜などを添えても美味しいです(角煮丼も美味しいです!)
  • 仕上がりの状態で煮汁から豚肉が顔を出しているので、日持ちは冷蔵庫で3〜4日ほどを目安にするとよいと思います。冷凍保存も可能(肉のみ)なので、せっかくならまとめて作っちゃいましょう!
  • 水でゆでた場合と、米のとぎ汁でゆでた場合、同時にやって比較して見ましたが、米のとぎ汁で下ゆでしたほうが明らかに肉の臭みがなく、美味しいゆで上がりでした。
  • 最後の煮汁で30分煮るのはちょうどよい加減だと思いますが、煮詰め加減は好みで味をみつつ調整してみるとよいと思います。
  • 「茶碗蒸し」の具に角煮を入れたら、ものすごく美味しかったです…(参考までに)
  • レシピ更新情報:工程中の材料を見やすくする等、一部をリライトしました(2025.5)

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豚の角煮の材料 (5〜6人分)

  • 豚バラ肉(塊) … 1㎏
  • 米のとぎ汁 … 鍋1杯分
  • ゆでたまご(好みで) … 5〜6個
  • 生姜 … 1かけ(約10g)
  • 水 … 400ml
  • 砂糖 … 大さじ2と1/2
  • 醤油 … 大さじ5
  • 酒 … 大さじ4

下ごしらえ

  • 米の研ぎ汁を用意する
  • 豚バラ肉を4㎝角ほどに切る
  • 研ぎ汁と豚肉を合わせて火にかけ、沸いたら弱火で30分ゆでる
  • 火を止めて蓋をして30分蒸らす
  • 「沸いて30分ゆでる→30分蒸らす」をもう2セット行う

調理と仕上げ

  • 鍋に水を差してそっと豚肉を取り出す
  • 豚肉,生姜,水,調味料を合わせて火にかける
  • 沸いたら弱火で30分煮る(好みで最後にゆで卵を加えて少し煮る)


※詳しくは写真付き本文をご覧ください!