煮切りみりんのやり方(鍋とレンジ2種紹介)

調理時間:10分

和食でたまに出てくる「煮切りみりん」「煮切り酒」。そのやり方を鍋とレンジを使った2種類紹介します。

なぜみりんや酒を煮切るのかも合わせて、チェックしてみてください!(ここでは代表してみりんを煮切る方法を紹介します)

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煮切りみりんの材料 (作りやすい分量)

  • みりん … 適量

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煮切りみりんのやり方(鍋とレンジを使って)

レンジを使ったみりんの煮切り方

和食レシピにたまに出てくる「煮切りみりん」。「大さじ1くらい」が多いかもしれません。そのくらいの量なら「電子レンジを使ってみりんを煮切る(アルコールを飛ばす)」のもおすすめです。

まずみりん大さじ1を耐熱容器に入れます。ラップをせずにレンジに入れ、〔500Wで50秒加熱〕してください。※加熱しすぎは危ないので、必ずワット数と時間を指定して加熱しましょう。600Wしかない場合は、600Wで40秒加熱してください。

30秒くらいで沸騰してくるので、沸騰をしばらく保ってアルコールを飛ばします。それを料理に使ってください。

*その他、レンジ加熱でみりんや酒のアルコールを飛ばす際の注意点としては、容器の中で沸騰させるので、少し大きめの容器を使うこと、アルコールをしっかり飛ばしたいときはさらに10秒ずつくらい様子を見ながらレンジ加熱することです。また、加熱しすぎた場合は1~2分そのままにしたあとに容器を取り出すとよいです。レンジ庫内を清潔に保つことも大切です。

鍋を使ったみりんの煮切り方

煮切ったみりんが100mlくらい必要なレシピがあったり、まとめて煮切って料理に使いたいときなどは、鍋でみりんを煮立たせて、アルコール分を飛ばすとよいです。

みりんを鍋に入れて、沸いたら弱火にしてしばらく煮立たせてください(みりんが100mlくらいなら沸いてから1分〜1分半くらい煮立たせれば、アルコール分が飛んでくれます)。

なぜみりんや酒を煮切るのか?

みりんや酒を煮切るのは、『調味料に含まれるアルコール臭が、特に火を入れないで仕上げる料理の最終的な味わいに悪影響を与えてしまう(アルコールが素材やだしの風味を邪魔してしまう)ときなど、それを防いで風味をよりよくするため』です。

白ごはん.comのレシピでは、みりんが少量であまりアルコール臭が気にならないものは、作りやすさを優先してみりんをそのまま合わせていますが、おひたしや酢の物などに煮切りみりんを合わせると、より素材やだしの風味を感じやすくなるので、お試しください。

【補足】

  • 煮切りみりんが余ってしまったときは、常温に保存せずに、冷蔵庫に保存してください(アルコール分が抜けているので、保存性が低くなっているため)。
  • みりんがきちんと煮切られているかは、嗅いでみる、ちょっとなめてみる、などで確認してみるとよいです。
  • 煮物など煮汁に火を入れるときは、みりんや酒のアルコール分は調理工程内で飛んでくれます。余談ですが、じゃあはじめから煮切ったみりんや酒を使えばいいのでは?といった疑問も出てくるかと思いますが(実際に業務用では煮切りみりんなども販売されているので)、煮汁が沸騰してアルコールが飛ぶときに、魚や肉の臭みを一緒に揮発させてくれるといったメリットもあるので、アルコールがすべての場面で悪者というわけでもないのです。
  • 酒を煮切るのも、みりんと同じやり方で大丈夫です。
  • レシピ更新情報:レンジ加熱でみりんを煮切る条件を変更しました。以前は600W50~60秒としていましたが、500W50秒に変更。僕の自宅と家庭でのレンジを使うと、どちらも以前の条件で長年レンジで煮切っても突沸(急に沸騰すること)は起こったことがありませんでしたが、レンジの状態や容器などで突沸することが稀にあるとの報告を受けまして、緩やかに加熱し、時間を短く変更しました(2025.4)

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煮切りみりんの材料 (作りやすい分量)

  • みりん … 適量